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ユーチューバーは確定申告を申告しなくてもバレないと思っている方が多いです。
しかし、その認識は間違いです。
ユーチューバーは確定申告をしていなくても、いつかは必ずバレます。
それだけ日本の税務署は優秀です。
税務署の力を見くびってはいけません。
YouTubeに登録しているアカウントを見れば、チャンネル登録数や視聴回数がわかります。
それを基準に、いつ頃どの程度の売上があったかは簡単にわかります。
税務署の情報収集力は馬鹿にできません。
調査は税務署の部署がすることもありますが
委託された業者がすることもあります。
しかし、最もバレる確率が高いのはGoogleから、売上代金を支払っているデータを入手した時です。
では、ユーチューバーの確定申告はいくらからしなくてはいけないのかというと、
副業で行っている場合は、利益が20万円を超えるようであれば確定申告が必要です。
YouTubeの売上以外に収入がなければ、年間に得た利益(YouTube以外も含む)が48万円以上を超えれば申告する必要があります。
申告をしなければ税務署に指摘されてから確定申告した場合は、税金だけでは済まず、加算税や延滞税が発生します。
税務署が悪質だと判定した場合は、加算税に加え、重加算税(35%〜40%)も発生します。
悪質な場合は所得税法違反となり、懲役(10年以下)や罰金(1000万円以下)の刑事罰になる可能性もあります。
今からでも遅くはありません。
もし、あなたに心当たりがあるのなら申告することををおすすめします。
自分でするのもよし、税理士に頼んでもいいでしょう。
確定申告をするかどうかで悩んでいる方は、とりあえず税理士に相談してみることも一つの選択肢です。
税理士は高そうですが、副業の納税申告なら5千円〜2万円で引き受ける税理士はたくさんいます。
確定申告が必要な利益は、売上から経費を差し引いた残りの金額です。
経費として認められる経費には次のような物があります。
*自宅を仕事場として利用している場合は、家賃や光熱費、通信費などの一部が、経費として認められます。
他にも下記控除を受けることができます。
ユーチューバーの確定申告は、白色申告か青色申告のどちらかを選択することになりますが、おすすめは青色申告です。
記帳方法が腹式簿記で少し複雑ですが、税額を最大で65万円まで控除できたり、30万円未満の資産を一括で減価償却ができるといった、節税効果があります。
また、赤字の繰り越しもできるので初年度に機材の購入などで出費がかさんだ場合には、最長3年まで赤字を繰り越すことができます。
白色申告は、記帳は単式簿記で煩雑さはありませんが、節税効果は期待できません。
確定申告をしたことがない人でも、領収書さえ取ってあれば税理士に頼まなくても会計ソフトを使えば確定申告書を簡単に作成することができます。
今なら1年間無料で使うことができる会計ソフトもあります。
会計ソフトはたくさんありますが、おすすめは
国内シェアNO.1の会計ソフト「弥生」です。
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副業の所得が20万円以上、または、YouTubeの利益が住民税の基礎控除である43万円を上回る場合は、
確定申告をすることで税務署から役所に連絡がいくので、
自分で所得税の申告をする必要はありません。
しかし、副業の所得が20万円以下の場合、確定申告をする必要はありませんが、
給与所得以外の所得が1円でもあれば、
住んでいる市区町村の役所に対して所得を書面で申告する必要があります。
住民税の申告を忘れると、住民税額に加えて延滞税が科せられます。
延滞税率は最大で年14.6%で、延滞している日数によって異なります。
これを機会に税理士に依頼したい人は、税理士紹介サービスで税理士を探してみましょう。
副業の納税申告なら2万円から引き受ける税理士はたくさんいます。
おすすめは、国内最多の税理士登録数を誇る税理士紹介サービス「税理士ドットコム」です。
数多い税理士紹介サービスの中で、唯一の上場企業が運営していて安心できるのと、税理士登録数、紹介件数、マッチング件数とも業界最多の実績があります。
税務署の立ち合いだけをお願いするスポット的な税理士も探すことができます。
あなたが希望する条件にあった税理士を何人でも無料で紹介してもらえます。
税理士から事前に概算の見積もりを取ることもできるので、
事前に料金を見比べたうえで税理士の比較検討が可能です。
【関連記事】 税理士ドットコム 体験談!税理士との面談前に準備することを紹介
税理士紹介サービスは、税理士ドットコム以外にもたくさんあります。
こちらでは、税理士報酬の削減にこだわっている税理士紹介サービスも紹介しています。
>> 税理士紹介サイトどこが良いか、おすすめを独断と偏見でランキング
YouTuberは個人で行っているので、確定申告しなくてもバレないと思っていると、
ある日突然税務調査の連絡がくるかもしれません。
少額のネット収益でも、税務調査は行われる可能性はあります。
YouTubeで得た収入は正しく申告をするようにしましょう。
チャンネル登録者数262万人の人気ユーチューバーグループ「チャンネルがーどまん」に、
2023年6月に国税の査察が入りました。
自宅だけでなく、実家にも合わせて120人規模の捜査体制で国税の査察が入ったそうです。
理由は無申告による税金未納です。
査察では、親の通帳まで持っていかれたり、家の中は冷蔵庫の中までひっくり返され、全部段ボールに詰められ持っていかれ徹底した調査が行われました。
がーどまんは、所属しているマネジメント事務所「Carry On」から紹介された税理士に料金を払っていたと言います。
しかし、実際には申告がなされておらず、今回の事態になったようです。
がーどまんは取り調べで拘束されていたため、社長と税理士に連絡しなんとか申告書を提出。
その結果、拘束も解かれ翌日には未納分の税金を振り込んだそうです。
しかし、実際に支払った金額は、未納の税金だけでなく、延滞税だけでも数千万が徴収されました。
がーどまんには、何も非が無いように思われますが、
税金を申告しないと、国税はここまでやるのかと、凄さを見せつけられましたね。